《定期演奏会に向けて》
「リベラ」という合唱団と出逢ってから約3年。
先生や諸先輩方からのご指導の下、これまで幾度も舞台で唄わせて頂きました。
入団当初は舞台の上で唄える喜び、期待される喜び。
そして何よりも、舞台を観に来てくれた友人からの「リベラさん、上手だったわよ。」
「年々、良くなっている気がするわ。」などの温かい言葉が私の励みとなっていました。
一方で、他合唱団の素敵な公演を目にする機会にも恵まれ、
いつの頃からか「もっと上手になりたい。もっと素敵なハーモニーを奏でたい」
という気持ちも芽生え始め、その想いは年々大きくなっているように感じています。
来年春に予定されている定期演奏会。
既に演奏会に向けた練習が始まっていますが、
最近は、この曲において私が果たすべき役割と責任を強く感じながら練習に取り組んでいます。
先日閉会した冬季五輪のフィギュアスケートを見ていて、ふと、こんなことを思いました。
「評価の高い演技は、体の中心軸がしっかりとしており、指先1つ1つの動きまで神経が行き届いている。
そして、何よりベストを尽くしたいという強い気持ちを持っている人ほど、それを成し遂げている」
一回限りの演技。一回限りの演奏。
レベルは異なれども、私達に相通じるものがあるのではないでしょうか?
自分の役割と責任を果たすために、私自身が克服すべき課題は少なくありません。
しかし、定期演奏会に向けて、しっかりと準備する時間は多く残されています。
今よりも成長した姿で舞台に上がれるよう、そして、自分の役割と責任をしっかり果たせるよう、
強い気持ちを持って、日々の練習に励んで行きたいと思っています。
2019年春に、もっと美しい旋律が奏でられるよう、皆さん共に頑張ってまいりましょう!
2018年3月 H.I